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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

こどもたちの芸術性は、次第に崩壊し解体してゆく。

下図、機内よりの写真、昨日につづく四国の山山山、、、
山頭火(1882~1940)は、―山へ空へ摩訶般若波羅密多心経―と掴みだしている、、、
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昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社

―こどもの書の芸術性について― p.194、
、、、こどもたちは生まれながらにして芸術家なのである。
 もしも日常性という言葉をもって、知識的行為的な人間の日常生活にとってさけられない一切の拘束や分裂を含むものと解すれば、おとなの芸術がいわば日常性を超えた芸術性として見いだされるに対して、こどもの芸術は、日常性以前の芸術性をもって特色づけられるだろう。その位相はおのずから異なるとはいえ、それぞれの芸術性が確保され実現する形式(もしくは仕方)は共通である。その意味では、彼らの芸術は、どちらもひとしく芸術であるということができる。年令が進むにつれて、こどもたちの芸術性は、次第に崩壊し解体してゆく。、、、と(1956年の井島勉)氏はいう、、、つづく、

 、、、後之視今、亦由今之視昔。、、、蘭亭序、

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