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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

教育さるべき技術は、創作心に支えられた技術である

下図、「広川王祖母太妃侯造像記・こうせんおうそぼたいひこうぞうぞうき」(景明四年・503)、原拓
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昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
つづき、―技術か創作か― p.205.206、
、、、空想ゆたかな年輩を、味気ない鉄鎖につなぐことは無意味であるし、独断と模倣の傾向の強い年輩に、頑固な規格と先入見を与えることは危険である。みずからの目が見いだす美をみきわめさせ、勇敢にそれを表現しようとする態度と、それを実現する技術を育成すべきである。故に創作を貫ぬこうとすれば、技術はおのずから刻々に開かれてゆくものであり、したがって、教育さるべき技術は、創作心に支えられた技術であるといわねばならぬ。このような態度のみが、限られた授業科目の中に書を採り入れることの意義であり、また一般学校における正しい教育理念に通じるゆえんである。 と、いう(1956年の井島勉)氏、

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