忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、「これが分ればたいしたものだ。完全な形をした佛像よりも、もっと豊かな美を感じさせる」、、、

第67回 毎日書道展 国立新美術館‐2階41‐展示7/8~8/2‐
下図、‐凝視‐再現されてくる筆意‐書の造形だ‐
‐立体象書作品・「魄」たましい・
入筆部分、右側面より‐
・・・これが分ればたいしたものだ・・・

p.358、 ‐ 最後の奈良研究旅行 ‐
、、、
道人はステッキで指さしながら、「こうやって礎石を見ていると、昔ここにあった塔が目に浮んでくる。実際に実物がここにあるよりか、礎石だけの方が、はるかに鮮かに、眼に再現されてくるものだ」と語った。つぎに唐招提寺講堂の頭部と両腕を欠く如來立像の前にたたずんだとき、「これが分ればたいしたものだ。完全な形をした佛像よりも、もっと豊かな美を感じさせる」と学生に言った。みな、ひたむきに佛像を凝視しつづけた、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


Copyright (C) 2009-2015
立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[9回]

PR