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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、「そうだ、シンボリズムの極致はまさにそれだ。誰にでも理解できるということは、取るに足りないことだ」。、、、

第67回 毎日書道展 国立新美術館‐2階41‐展示7/8~8/2‐
‐悟りはむづかしい。多言は煩わしい。禅で一喝というやつだな‐
下図‐立体象書作品‐「魄」たましい・部分

・・・歴史的にいっても、東洋には千年以前からある・・・

p.357、 ‐ 最後の奈良研究旅行 ‐
、、、
そういう考えがはっきりしてきたのは、ゲーテ以後でしょうか」、「いや東洋には昔からあった。ゲーテは近代の人にすぎん。歴史的にいっても、東洋には千年以前からある」、「それは悟りというものなのでしょうか」、「悟りはむづかしい。悟ってから、ものを言うやつもいる。言わないやつもいる。多言は煩わしい。劇しい瞬間を生きながら、一切ふれず、一言だけ口にする。禅で一喝というやつだな」、「その場合、こちらの気持ちがよほど昂揚していないと分らないと思います」、「そうだ、シンボリズムの極致はまさにそれだ。誰にでも理解できるということは、取るに足りないことだ」。、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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