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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「其んな馬鹿氣たことがあるものか。あれ程の力量ある書家が今日まで判らないで居る筈はない。」と、、、

下図、久し振りの大阪市立美術館、
特別展 うた・ものがたりのデザイン-日本工芸にみる「優雅」の伝統-
2014/10/28~12/7、
図版より、p.156、
国宝 扇面法華経冊子 巻一・観普賢経
紙本著色
平安時代後期(十二世紀)四天王寺
、、、やがて理想的な女君育てる教育が光君自身によって始まる。それは上流貴族女子としては欠かせない内容で、書道と和歌と音楽と絵画である、、、とある、


、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、と天来は云ふ、、、」
昭和十三年發行 天來翁書話

實用書及び藝術書の奬勵法を異にすべきを論ず
.368、
、、 貫名海屋は生前一人の知己を得ず、没後一六先生と鳴鶴先生のやうな具眼者を得て世に紹介され書道に於ける近代の大家たることが世の中に判つたけれど、兩先生の書家としての立派な鑑識と大名とがなかつたら海屋の書名が世の中に知れるのが、幾十年遲れたか或は未だ屑紙同樣に扱はれて居たか判らないのである。貫名の崇拝家は言ふであろう。「其んな馬鹿氣たことがあるものか。あれ程の力量ある書家が今日まで判らないで居る筈はない。」と 、、、(昭和六年か、) 藝術書を語る天来先生、つづく

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