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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「.........だんだん本も元通りに整い、拓本もだいぶ溜って、こんどは、、、

―魚― 
(1.2)魚紋磚
p.290、・圖版282‐河南南陽漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.298.299、 ‐宗教心‐
、、、「.........だんだん本も元通りに整い、拓本もだいぶ溜って、こんどは少し落ちついて仕事が出来ると思っていたのに、この病気で、今までもいろんな病気に苦しめられて来たが、こんどだけはまいりました。それにしても、みんなよくしてくれました。ありがたいです。つねづね私は思っとりました。私はひとり者で子供もない。どうせ、どこかで末は野たれ死にするのが落ちだろうと覚悟をきめていたんですが、今度のことで、弟子たちの心配してくれるのが痛いほどわかりました。まるでわが子のように、遠いところから馳せつけてくれる人もあり、みな私のことを心配してくれる。我儘で、あまりいいこともしてやれなかった私だが、今にして思えば、それはそれでよかったのだと思う。それぞれ、他人から会津八一の弟子といわれてもはずかしくないほど皆立派に成長してくれた。甘やかさないのもよかったと思う。ありがたいことです。私が今日ここまでやって来られたのは、私の我儘をゆるして、いつまでもついて来てくれた弟子たちの支えがあってのことで、私の今日があったような気がします。私の学術論文だって、安藤が奈良から催促してくれなかったら、無精者の私はなかなか腰をあげなかったかもしれなかった.......」(会津八一の墨戯、料治熊太著)。、、、 ‐ 「會津八一とその 芸 術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-
・・・
どこかで末は野たれ死にするのが落ちだろうと覚悟をきめて・・・

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