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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、ほんとに惜しかつたと思つてゐる人が実はどれほどあるのであろうか、、、

【第4回‐立体象書研究会展‐「魄」たましひの造形 ‐(9/13~9/21)】
‐「書」という三次元の世界と文房四宝、拓本、工具書等々の展示‐
下図・・・島本淑美さんの作品・・・作品タイトル‐「蝉しぐれ」
‐文字「時」‐出典「太宗・温泉銘」‐・・・
、、、世界の宝だ、日本の誇りだ、、、

p.427.428、 ‐ 法隆寺金堂壁画焼失 ‐
 、、、「この二三日は、どこに行つても、その談ばかりで、誰も彼もが惜しかつたといひ合つてゐるが、こんな場合に、なにも皮肉をいつたりするのではないが、この中で、ほんとに惜しかつたと思ってゐる人が実はどれほどあるのであろうか。一般の人たちは、小学校でも中学校でも、その名を教へられてゐる寺のことであるし、何うかすると世界の宝だ、日本の誇りだと講演や書物などで聞かされてゐるし、急にそれがなくなつたのであるから、いかにも残念だといふぐらゐのことかもしれない。......小賢しく常識的な物言ひをするといふだけで、ただそれだけではほんとにつまらぬことだ。......(壁画問題の責任、新潟日報)。、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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