忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、作品の完全性とは、力の充実感のことである、、、

―魚―  下図、‐鳥・魚形紋鉨‐ 
p.133‐歴代図形印吉語印印風‐中国歴代印風系列‐重慶出版社 1999年‐
・p.21〔特殊印〕、、、⑦肖生印=鳥獣人物などを刻した印。肖形印・画像印ともいう。古璽にもみられるが、漢代のもの、特に両面印に多見する。印面の底部に微細な刻が施してあり、泥土に押してはじめて図様が現われるものが多い。‐中国書道辞典・中西慶爾編・木耳社‐

p、36.37、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
 、、、道人は歌を詠むにあたって渾身の力をふるい、感情の透徹を目ざしたことはいうまでもないが、そこには、三尺の線をひく力量ををもって、一尺の線を書いた。百首よむ力で一首を詠んでいる。作品の完全性とは、力の充実感のことである。三尺の線を一尺に縮小するのではなく、一尺の線に三尺の線の力がこもることである。百首の歌の内容が一首の中に溢れることである。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

拍手[18回]

PR