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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、内心から湧きあがり來る本質的の議論も藝術も皆無とも見ゆるは、真に一大事と存じ候、、、

下図、立体象書作品 ‐造形‐ 筆意は螺旋を描き下部に向かう
・・日本人をして軽浮浅薄なる民衆にて了らしむべからずと存じ・・

p.409、 ‐ 新潟における文化活動 ‐
、、、
「戦後の日本人は、食料の苦痛もさることながら、それを愬(うつた)ふるほか何もせず、金まはりの比較的よろしきものは、物質的の快楽のほかに、何物をも求めざるが如し。甚だ低級の国民と言はざるを得ざるありさまにて、遺憾にて候。表面、外面的の知識にあらず。内心から湧きあがり來る本質的の議論も藝術も皆無とも見ゆるは、真に一大事と存じ候。日本人をして軽浮浅薄なる民衆にて了らしむべからずと存じ、老後は民衆の啓蒙につくしたく存じ候」(昭和二十一年十月十七日、料治熊太宛)。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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