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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、扨て如何なる書が上手であるかと云ふことは、到る處で聞かれる問題である、、、

―魚― 
下図、
(8)魚紋盤p.128-圖版120‐西漢末至東漢初期陶器- 
圖版(1)—(9)以上均爲山西朔縣出土。
  ‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版120 
西漢末至東漢初期陶器(九)・・・128-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (六)書の巧拙 上 p.233.234、つづき
、、、前號の續きで今少し脱線を繼續するから御承知を願ひたい、扨て如何なる書が上手であるかと云ふことは、到る處で聞かれる問題である、之は衆人の聞かんことを希望して居る點に相違ないが、甚だ無理な質問である、水は如何に冷たいか、湯は如何に熱いかと云ふことを説明せよと云はれると同じことである。冷暖自知と云ふことがあつて飮んで試るのが一番手つとり早い、書も亦學んで試るのが手つとり早いのである
、、、・・・ごもっともです・・・つづく(己未・1919年)、・・・2015年の干支(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年に藝術「書」を綴る天来先生・・・

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