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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、書の構造の問題について若い時の自己の体験したことを語っているのである、、、

―魚― 
(1)畫像磚上的
p.301、・圖版293‐四川漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.259、 ‐書境の開拓‐
、、、有恒学舎時代、書の練習に没頭した頃、新聞の明朝体の活字とその他の活字体を見比べて、文字はタテ、ヨコの線で構成されていることに気付き、そこから、タテ、ヨコの線をひいたり、四角の形、渦巻型の線などを書く練習をはじめた。後年、人から書の手本を問われると、「明朝の活字を手本にせよ」、「新聞の活字を習え」と答えた。この言葉をかなり逆説的に受け取る人々もいたらしい。道人ほどの書の造詣のある人が、明朝の活字を手本にしたとはおもえないからである。むろん、道人は多くの法帖を見、専門家以上に金石文の拓を見ているのは当然である。これは逆説ではなく、書の構造の問題について若い時の自己の体験したことを語っているのである、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社

-「墨線」を-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-
・・・
書の構造の問題について、という書の「構造」とは・・・

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