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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、書を學ぶといふことは、實に興味のあることで、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、、、

第3回立体象書研究会展(9/15~9/27)、今日最終日、
香美市土佐山田町西本町2-2-20・コミュニティベーステラムラ2階
「こころの森」、

―「生む書」・「有無」― 
、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしいことだ。何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、、、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、、、と天来は云ふ、、、会期中、眞に目の見える方々にお越しいただきましたこと、会員一同感謝申し上げます。
下図、土井和也さん・作品「家族No.1・2」・
「結」字・王鐸より、
作品と
まさに一緒、「家族」、右・陽翔(はると)君、左・結翔(ゆいと)君、奥さん、

、、、昭和十三年發行 天來翁書話、、、.340
實用書及び藝術書の學習法漫談
(一)藝術書の變則的向上期

、、、書を學ぶといふことは、實に興味のあることで、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ。併し初めのうちは、正しい法を得ない爲に、無駄骨を折る事の多いのは誰でも免れない事だ。何事によらず悟つて見れば誰でも二十年三十年の無駄骨を折つてゐるに相違ない。その無駄骨を逆に使へば皆活きてくる筈だがさううまくはゆかない。眞に善い書を作るといふ事は難かしいことだ。何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、百里の道に到達した時、まだ行くべき道は、その人の目前にある。、、、然るに近年はこれ等の人が目醒めて來て、習字科敎員の中に眞劍に研究する者の多くなつて來たのは、眞に喜ぶべき現象である。(昭和七年)とある、つづく

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