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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、東洋の藝術などに諒解のあるべき筈はない、、、

昨日12/10、立体象書研究会会員の出品する書展の前にて、
‐第三十回 高校書道教員展(記念展)‐
於:高知市文化プラザかるぽーと(7階)
山本哲也さんの大作「起死回生」・縦6メートル、
会場内作品の中に、一際目立つ量感たっぷり、迫力のある作品を鑑賞、会員の姿が小さく写ってしまいます。

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(上)‐
.306.307、
、、、 然しながら現今書の專門家が役所勤をすると上官の多くは西洋仕込であるから、東洋の藝術などに諒解のあるべき筈はない。然しながら頭も善いし、上官といふ威嚴があるから、追々書家先生達が不見識になると、行々は此等の人に監督されることが無いとも限るまい。故に將來に於ては有り得べからざることゝ斷言も出來ぬが、兎も角書者名だとか監督者の名だとか種々に議論される位であるから、此の時代より以前の碑には、作者の名を書する例の無かつたことは事實と見なければならない。六朝時代の碑文も亦漢人の後を承けて、書写の名を刻した者は極めて稀である。、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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