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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、歌も書も、その道の専門家がいるけれど、そんなことはどうでもよい。自分にどれだけのことができるかわしにとってそれだけが問題だったのだ、、、

下図、立体象書作品 ‐中央の構築に向かうの図、上面より
・・そうした言葉が、わしには実感として分かったものだった・・

p.384、 ‐ 仮寓の部屋にて ‐
、、、
法学や経済の講義や地理学とか、生物学の講義を聴きにいった。天文学 (Astrology)も夢中で読んだ。わしは、数学ができない。数学ができずに天文学をやれば、占星術になってしまう。ファウスト第一部の独白のところに、わたしは法学も哲学もやった。占星術も、医学もやったという科白がある。そうした言葉が、わしには実感として分かったものだった。歌も書も、その道の専門家がいるけれど、そんなことはどうでもよい。自分にどれだけのことができるかわしにとってそれだけが問題だったのだ。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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