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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、相手の立場を想い、幸福を願うことができるようになったことである、、、

― 魚 ―
昨日のつづき‐ 野柳、ホテル近くの鮮魚店
・・・p.608.609‐十八史略‐中国古典名言事典 諸橋轍次 ‐ 孤(こ)の孔明(こうめい)あるは猶(な)お魚(うお)の水あるがごとし。 ‐ <劉備曰>孤之有、、、わたしに対して諸葛孔明(しょかつこうめい)がいるのは、ちょうど魚に水のあるような、水魚(すいぎょ)の関係であり、なくてはならない大切な人である。(劉備(りゅうび)のことば)‐「孤」は諸侯の自称。「君臣水魚」あるいは「水魚の交わり」という。‐とある、・・・

p.43、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、無我の心は、最高芸術の真の証拠となるべきものである」(最高の芸術につ いて)といっている。無我の心の芸術があるとすれば、当然まず無我の心のあり方が先になるであろう。道人の奈良の漂泊は、あの強烈な主我、自己中心の懊悩から、相手の立場を想い、幸福を願うことができるようになったことである。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 


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