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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、結局わたしたちの周囲で起っていることは、何一つわたしたちに無縁のものはないのだ、、、

下図、立体象書作品 ‐終筆‐の図、上面より
・その気持ちが一首(点)一首(画)の歌(書)となっている・

p.380、 ‐ 疎開の準備の明け暮れ ‐
、、、
「わたしは新聞雑誌の類を読まなかったし、今も興味がない。この頃、わたしの随筆や歌などが新聞などに載るようになった。戦争など表面的にとやかく歌おうなどという気持は毛頭ない。しかしながら、教えた学生はみな軍隊にゆく、親族、知人の子弟もみな戦場に行っている以上、無関心ではいられない。その気持ちが一首一首の歌となっている。結局わたしたちの周囲で起っていることは、何一つわたしたちに無縁のものはないのだ」。話は、たまたま四月七日に面会した茂吉のこと、歌のことに及んだ、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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