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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、能く古に能く新に、古を以て新となし新を以て古となす、、、

第7回立体象書研究会講習会・2014/8/24/25
下図、作品制作への一歩、それは三次元の臨「書」、・・・書は正面は勿論、側面の形、上面の形を同時に存在させる、そこに書の面白さである筆意が見えてくる・・・古を温ねて新を知る、新を以て古となす、、、これが立体象書研究会、

 、、、昭和十三年發行 天来翁書話、、、.280
中風症と藝術的書道
學者も讀め政法家も讀め愛國の士は必ず讀め

9/4のつづき、、、如何なる處に此の習氣病の黴菌は、栖息するかと云へば、他の黴菌と同樣である、流れぬ水に蕃殖するのである。書道に於ける流れぬ水とは、勉強せぬ人を云ふのである。又日光に當らぬ處に蕃殖するのである。書道に於ける日光に當らぬ所とは、古人の光線に消毒せられない處を云ふのである。如何なる人が此の黴菌に侵され易いかと云ふと、古を温ねて新を知ることの出來ぬ人である、日に古に又日に古に溯ることの出來ぬ人である。日に新に又日に新なることの出來ぬ人である、能く古に能く新に、古を以て新となし新を以て古となすことの出來ぬ人である
、、、という(大正十年の比田井天来)、つづく

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