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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、自己の充実感にもとづく修練を基礎においていたからである、、、

下図、12/11の‐台北 故宮博物院‐
開館時ロビー、エスカレーター左奥に座る「孫文」先生

p.37、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
、、、短歌は感情の表現とはいっても、いたずらに悲憤慷慨を発したり、はげしい言葉や感覚的な観念をならべただけでは、真の感情とならない。一見、何事もないかのようになだらかなしらべでありながら、内部に底ごもった重量感のある作品をよしとした。毎日数百枚の書捐をいとわなかったのも、推敲をたえず行ない、未熟な作品をすてていったのも、自己の充実感にもとづく修練を基礎においていたからである。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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