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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、道人にとっては、勲章のごときものは俺が紙でつくって見せるほど他愛ないもので、、、

―魚―  
下図、p.95 ‐ 魚(メキシコ)
 p.24  「魚類」 魚類の文様は各国を通じて非常に少ない。アラスカのものに魚獲図や、単独に魚を取り扱ったものがあるが、その魚は何であるか明らかではない、 ギリシャでは章魚の文様が描かれ、ペルーの中部海岸のチ ムーには魚形ものが少なくない。ことに魚形の土器が多く、世界の原始工芸として珍とされている。‐動物文様‐「原始文様図鑑」‐昭和46年初版‐ 編者  岡登貞治‐東京堂出版‐

p、448、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 秋艸道人奈良四季歌 ‐
 、、、最晩年のこの頃、ふと小学校の頃、工作でやったことのある勲章を、いくつか色紙(いろがみ)でつくっている。これを見て一部の人々は、孤高をもって任ずる會津八一も、本心は勲章のようなものが欲しかったのではないかと憶測した。それはまったくあてはまらない。道人にとっては、勲章のごときものは俺が紙でつくって見せるほど他愛ないもので、近所の子供のためにつくって分けてやったその残りである。昔の気概ははいささかも衰えてはいない。明けて昭和三十一年となった。
、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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