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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、道人の短歌には自己を超えて、しかも包んでいる美への恭謙な態度と想いがこめられている、、、

下図、右側の「女王頭」・・・「野柳地質公園」・・・
・公園リーフレットに、野柳地質公園は萬里郷にあって、北海岸に細長く突出した岬です。公園には、一千万年に及ぶ旺盛な地殻運動、海蝕・風蝕の影響を受けてキノコ岩、ショウガ岩、壺穴・豆腐岩・海蝕洞など、神が絶妙の鉈と斧をふるった奇抜な海岸景観が展開しています、、、

p.38、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
、、、 道人の作品のもつあの明るく広々としたしらべや風格は生 まれなかったであろう。ささくれた異常感覚で人々をおどろかす芸術とは、道人は無関係である。道人の短歌には自己を超えて、しかも包んでいる美への恭謙な態度と想いがこめられている。学問の考証、燃焼する美の感情性は、渾然と一体となって、その極限のものへと全力をかたむけ、そこに現われるかがやきを受け入れようとした。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 





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