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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

・・・陶印・・・

可比丹(美中)作‐陶印(朱文)37㎜×36㎜‐
 ・6/24~ 父鄧散木を慕う 鄧國治
眞を怪に寓す<ありのままの性格を風變わりな言行に託した>
・・・p.ⅵ、、、三十歳代に、父は「糞翁」という浮世ばなれした名字を用いはじめた、、、實は「糞」の字は「糞徐」の意味であり、これは「よごれを洗い去る」ことで、もともとなんの驚くこともないのだが、世間では「糞」はきたないものだと思っているので、これを署名に用いることは、大いに風雅をそこなうものとしたのである。かつて、一富商が書を求め、また某中央執行委員が墓誌を書くことを求め、ともに父に署名を改めるように要求したが、いずれも父はきかなかった。、、、とある-「篆刻學 鄧散木のすべて」(昭和五十九年 改訂版発行)東方書店・・・
   

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