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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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偽らない生命的感動をそのまま吐露させようとする書教育の書

―魚―
中国古玉器圖典・文物出版社、p.133.134・「魚形玉佩」・商代晩期装飾用玉、
河南省安陽市小屯村103号墓出土・現藏中国社会科学院考古研究所

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、
―現代の書と書教育― p.246、昨日のつづき
、、、書の芸術性の回復への熱烈な要求が、ついに前衛的な風潮を招かざるを得なくなったという事情は、もとより是認さるべきである。しかしこのことと、正しい書教育がかくのごときものであらねばならぬということとは、立論の基礎も目標もまったく別である。また、端的な生命的感動の純粋な表現を意図する前衛書と、こどもたちの同じく偽らない生命的感動をそのまま吐露させようとする書教育の書とが、作品形態の上で一脈相通じるものを潜めていることも、認められねばならぬ。しかし、それらの芸術性の内容に想い至るとき、両者の根源的な相違も、また同時に注目せられねばならぬ。、、、とある(1956年・井島勉氏)、つづく、、、

ついに前衛的な風潮を招かざるを得なくなった‐という(1956年)・今(2013年)は、

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