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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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何の規準によることもなしに、自己の体験を語ることは、たんなる印象の告白にすぎぬ。

第二回立体象書研究会展(9/16~9/28)、―書の心、心の中のこころ―より
下図、可比丹(カピタン)作「クレオパトラが座れなかった椅子」に座る、バーネットさん。
ようこそ南国土佐に、アメリカから高知に来任中の南国市中学校英語の先生です。

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、 昨日のつづき
―評価の問題― p.224、より
 、、、芸術作品に関して、何の規準によることもなしに、自己の体験を語ることは、たんなる印象の告白にすぎぬ。そして、自己の抱懐する芸術観(したがってそれは他人に通用しない)を唯一絶対の規準と心得て、それに基づいて評価すれば、わずかに主観的独断的な感想を述べ得たにとどまる。更に、一定の客観的な規準を想定もしくは借用して、それにすがって多様な作品を評価しようとすれば、それは、芸術に対して、芸術の本質をわきまえない暴力を加えたことにしかならない。いずれも正しい評価の道ではあり得ない。、、、という(1956年・現在)の井 島勉(1908‐1978)氏、

2013年の現在、独創的であり創造的であるこ とに、 我 を忘 れて見入るということに、、、対象の美が作品であることに、、、臨書ということに、古典ということに、書を書くという ことに、筆意ということに、、、書の芸術の本質に取り組んだ―書の心、心の中のこころ―(9/16~9/28) 、、、でした。

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