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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、だが、これを人間の中に宿そうとするとき、感覚的な美もまた肯定される、、、

― 魚 ―  
下図、p.98 ‐ 怪魚(メキシコ)‐ 
 p.24  「魚類」 魚類の文様は各国を通じて非常に少ない。アラスカのものに魚獲図や、単独に魚を取り扱ったものがあるが、その魚は何であるか明らかではない、 ギリシャでは章魚の文様が描かれ、ペルーの中部海岸のチ ムーには魚形ものが少なくない。ことに魚形の土器が多く、世界の原始工芸として珍とされている。‐動物文様‐「原始文様図鑑」‐昭和46年初版‐ 編者  岡登貞治‐東京堂出版‐

p.52、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、作者は、このような伝説をふまえながら、暗い御堂の蠟燭をたよりに、みほとけに向かえば、まさに生身の皇后に逢いまつるごとく、朱唇に見入り、その鮮烈な官能美におののく。仏像は、この世ならぬ久遠の美をあらわそうとする。だが、これを人間の中に宿そうとするとき、感覚的な美もまた肯定される。即身成仏の密教の考えによれば、現実の身そのままで仏になるという秘儀がある。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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