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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、どのようなものにほんとうに偽りのない美しさを見いだすかという、、、

下図、(拓図版)
・殷周金文集成釋文 第五巻 p.179、8402 魚父乙爵 
  魚父乙 
 字數・・三
 時代・・殷
 現藏・・蘇州市博物館

・「爵」‐大漢和辭典巻七-諸橋轍次-大修館書店-昭和四十九年發行-p.577、〖爵入大水爲蛤〗66 スズメタイスヰニイリテハマグリトナル 雀が海中に入って蛤に變ずる。〔禮、月令〕鴻雁來賓、爵入大水爲蛤。
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.303.304、昨日のつづき
、、、同じ構造で芸術作品をつくったのになぜあのように色と形が違うんでしょうか。その理由は外ではない。エジプト人のいのちの中身と十九世紀のフランス人のいのちの中身とが違うからであります。こんなふうにして人間に歴史があるように、必ず芸術にも歴史があります。書という世界にも明らかに歴史がなければならん。更にまた同じことでありますけれども、人間のもつ美意識というもの、これにも歴史がある。どのようなものにほんとうに偽りのない美しさを見いだすかという、これはまあ美意識という言葉で呼ばれておりますが、その美意識にも歴史があるのです。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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