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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

泰山金剛経

下図一、泰山経石峪全景(昭和五十二年発行・書学院出版部)の写真、
中央やや右に、小さいが、十人程で拓を取っている様子が写し出されている。
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中国書道辞典・中西慶爾・木耳社、 p.642.643に、
山東泰安県泰山経石峪の大摩崖、金剛般若経を刻したもの、花崗岩渓床 一二0坪ぐらいの広さにわたり、字径方三0センチ、中に四三センチにもおよぶものがあり、一大巨観を呈している。、、、ただ時代的には、北魏・北斉間と設定して大過なしとされている。、、、とある、

下図二、泰山経石峪金剛経(たいざんきょうせきよくこんごうきょう)の原拓、
左「大徳不名」、「大」字の右払い、刻の深さ、10センチ、、、
軸を見ながら、、、1981年の経石峪と石段を、途中で降り出した雪を、泰山頂上のホテル、寒さを、、、思い出す、
242DSC01147.JPG
 

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