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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

≪残紙≫

行間の意識

、、、残紙(紙に書写された残片です)
、、、後漢、紙の発明により、それまでの竹簡・木簡に上下に書写されていた行の幅は、行間という幅が加わり平面になったということです
限定され、左右がなくなり、平面になった書写面ということは、甲骨文、金文、竹簡・木簡、紙面へという、面から一度面が限定され、限定された面に行間が加わり平面という紙面への変化です。これら行間の意識はどう変化したのでしょうか?、、、(立体象書研究会会報第2報 可比丹)


書跡名品叢刊・漢晋 木簡残紙集・二玄社より


可比丹臨書


樓蘭出土書蹟                       樓蘭出土李柏文書     ~書道全集より~
筆画の順序という意識(リズムとバランス)が明確、、、?
一画一画をしっかりと!?

●王羲之!
 
飛白帖 澄清堂帖廉氏本 王羲之

可比丹臨書

王羲之 初月帖 眞賞齋帖                  王羲之 喪亂帖 搨模本     ~書道全集より~

筆画の順序という意識(リズムとバランス)が明確、、、?
王羲之の行間の意識(リズムとバランス)強弱、呼吸でしっかりと!?
筆意は、大きな球体の中で筆順通りに連続する円柱の線、、、?

※ 可比丹(カピタン) ポルトガル語capitanoの音訳「甲比丹(カピタン)」。
「甲」は音が同じの「可」にしたとのこと、意味するところは「船長、キャンプテン」。
北川先生、「可比丹カピタン」の雅号で立体象書研究会のキャプテンです。
ブログにも登場します!

※ 弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
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