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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

もとより芸術作品は、本来美意識の表現にほかならぬ。

下図、「好人好日」印影を拡大し、周りに同じ書体の甲骨文「大吉」印を押印する、
サイズ(B4)、―於:2001/10/6~11/25・東京藝術大学大学美術館「デザインの風」展―
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―制作指導の目標― p.197.198、昨日のつづき、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社より、
、、、もとより芸術作品は、本来美意識の表現にほかならぬ。「作」とは、つくられたものであると同時につくることを意味するように、作品を正しく取扱うことは、その基である美意識を問題とすることでありうるし、またそうであらねばならない。このような注意は、制作指導においてもきわめて重要である。けれども、誤まっていたずらに作品主義に流れると、本末の顛倒という現象を招くのみならず、芸術教育本来の課題を破壊する結果となる。なぜなら、誤まれる作品主義は、美意識を離れた造形活動に追いやったり、一定の典型を押しつけて、それを目的とするたんなる技術活動に走らせたりするからである。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

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