忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

筆意、、、捩じり、、、

捩じりとは、
筆(穂)の形(円錐)について考えることです。書の線の粘り・強さ・渋さが味わえます。毛筆の穂の形は命毛を頂点とする円錐形をしていますが、丸い穂の全面をつかえば三百六十度の捩じりです。穂先に加える力、紙面に接する穂の角度と捩じる速度、捩じる方向、捩じる方法は無限にあるといえます。(可比丹)


空海・「灌頂記」(可比丹臨書)
 
空海の「筆意」である、捩じりを確認

左右の捩じりを筆で表現したもの

四角柱の捩じり

捩じりは、古人が生み出した「筆意」

※可比丹(カピタン) ポルトガル語capitanoの音訳「甲比丹(カピタン)」。
「甲」は音が同じの「可」にしたとのこと、意味するところは「船長、キャンプテン」。
北川先生、「可比丹カピタン」の雅号で立体象書研究会のキャプテンです。
ブログにも登場します!

弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
Copyright (C) 2009-2012 立体象書研究会 All Rights Reserved.
無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[8回]

PR