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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

高村光太郎 美について

11回にわたって高村光太郎を紹介しています。彼は、彫刻家、詩作のほかに評論を行っていますが、その中で書の造形についてとてもよい文章を残しています。
 
今日のタイトル - 2次元、3次元、4次元? -④
8月18日にアップした - 2次元、3次元、4次元?-③の続きです。

●昨日の文章の抜粋
光太郎は、書はもとから造型的なもの(3次元)で、書を究めることは造型(3次元)意識を養うことと書いています。
次回は、事務局が実際に造型美(3次元)を体感してみたい!と思います。 書道全集、針金、ペンチ、よーい!

●今日は、事務局が造型美(3次元)を体感!
「載」字を造型してみたい!
 
 「立体象書展」可比丹作「載」字より  (顏眞卿:争坐位帖)

●事務局1回目

103cmアルミ針金

長さ103㎝では、長さが足りません。それに、細かい部分を作るには、もう一つペンチが必要!
●事務局2回目

ペンチもう一つ、スチール針金を購入しました。53㎝の長さ、小さめに作ってみます。

スチール針金硬い!

ペンチを使わず手でかたちづくると、少し上手くいった!

ペンチを二つ使って、細かい部分を!
 
  
   


造型美を体感して
☆針金は長めにとること
☆スチール素材は、硬すぎること
☆顏眞卿の「筆意」を真剣に考えながら指、腕を動かすようになること
明日もう一度アルミ針金を使って造型美(3次元)を体感してみたいと思います!

書をみるのはたのしい。畫は見飽きることもあるが、書はいくら見てゐてもあきない。又いくどくり返してみてもそのたびに新らしく感ずる。
(高村光太郎)
 
弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
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