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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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三多「看多、倣多、商量多」、、、!

拓本は、コピーされた法帖と違い、拓包で叩いた分、奥行があり、筆意を身近に感じることができるものですね。


「拓本について」
拓本は、石刻凹凸のそのままの実寸と白と黒の反転の面白さです―筆意を刀で刻した石刻、線表現に、紙をあてて上から拓包(タンポ)で筆意を叩き出します。紙面は墨で黒くなり、なにもない白い部分が毛筆の線表現になるわけです―陽刻の場合はその逆です。実物よりも拓本のほうに味わい深い場合もあります。
山東省泰山の「泰山経石峪金剛経」の大摩崖などは、深山幽谷のイメージからかけ離れ、拓本から想像していた場所とはほどとおい明るく開放的なところに刻されていました。(可比丹)

 
『泰山経石峪金剛経』原拓   


『泰山経石峪金剛経』印刷本

      
3次元までいかなくても 拓本は2.5次元、2.2次元、、、立体感がある!

※ 可比丹(カピタン) ポルトガル語capitanoの音訳「甲比丹(カピタン)」。
 「甲」は音が同じの「可」にしたとのこと、意味するところは「船長、キャンプテン」。
 北川先生、「可比丹カピタン」の雅号で立体象書研究会のキャプテンです。
 ブログにも登場します!

 
※ 弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
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