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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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三多「看多、倣多、商量多」、、、!

筆意「立体(3次元)の角度」について
(一般社団法人立体象書研究会会報第2報より) 

、、、「引く」「突く」「叩く」「捩じる」「開く」「閉じる」という、筆意を示すことばを説明しましたが、実感していただけたでしょうか?紙面に筆が着くまえに、こうすればこうなるという意思、またはこうしたいという表現を先に考えて筆を執るということでした。これは―意先(前)筆後―ということばで表されています。ただ、なかなかそういうふうにはできないのですね。このできないという感じの大部分は、筆の角度に起因していると考えています。つまり、角度というと平面の角度が考えられてしまい立体の角度にはなっていないのですね。角度の自由さと意思の方向が一致していないというわけです。合理的ではない角度で動作が行われるという、無理が生じているわけです。
木簡には、筆で叩く・突く・捩じる・開く・引く・閉じるが必要です。(可比丹)

       
叩く (空海 崔子玉座右銘)                              捩じる

            
開く+突く                                                   引く


開く、閉じる

筆意「立体の角度」を意識して筆を操ってみたい!  

※ 可比丹(カピタン) ポルトガル語capitanoの音訳「甲比丹(カピタン)」。
  「甲」は音が同じの「可」にしたとのこと、意味するところは「船長、キャンプテン」。
  北川先生、「可比丹カピタン」の雅号で立体象書研究会のキャプテンです。
  ブログにも登場します!
 
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