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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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高村光太郎 美について

12回にわたって高村光太郎を紹介しています。彼は、彫刻家、詩作のほかに評論を行っていますが、その中で書の造形についてとてもよい文章を残しています。

書を究めるといふことは造型意識を養ふことであり、この世の造型美に眼を開くことである。書が眞に分かれば、繪画も彫刻も建築も分かる筈であり、文章の構成、生活の機構にもおのづから通じて來ねばならない。(高村光太郎)

筆意を解明すると立体象書にいたる。(可比丹)
    
                     顏眞卿:争坐位帖「載」字より 可比丹

今日のタイトル - 2次元、3次元、4次元?体験 -⑤

●事務局(小林)が造型(3次元)を体験する!「載」字
今日は、3種類のアルミ針金を準備。

1.5mm×6.5m(金色)2.0mm×4m(青色)2.5mm×2m(黄色)
●事務局(小林)1回目

まずは、1.5mm×6.5m(金色)から。足りない時のために、長さを決めずに挑戦!

1.5mm×6.5m(金色)だと線が細すぎてよれよれに、、、!
●事務局(小林)2回目
3種類の中で一番線が太い2.5mm×2m(黄色)に挑戦!

2.5mm×2m(黄色)の針金。針金の線が太く、動きや空間が広々としたが、途中で長さが、、、
●事務局(小林)3回目

2.0mm×4m(青色)に挑戦! 「意」を手で掴みだす(顏眞卿:争坐位帖)
 
               3回目でなんとか自立かな?

●造型美を体験してみての小林的意見
☆手で持てる大きさに作るには、太さ2㎜くらいの針金がちょうどいい?
☆小さくぎゅっと縮めるところと、広く空間をとるところがあるといい?
☆点画が複雑に重なっているところのバランスが難しい?

9月15日、16日第4回立体象書研究会講習会を高知で開催します。 楽しい講習会です!(詳しくは、7月2日、3日のブログを)

※可比丹(カピタン)
ポルトガル語capitanoの音訳「甲比丹(カピタン)」。
「甲」は音が同じの「可」にしたとのこと、意味するところは「船長、キャンプテン」。
北川先生、「可比丹カピタン」の雅号で立体象書研究会のキャプテンです。
ブログにも登場します!


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