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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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彼は文字を書くことの美しさを発見したというようなことになるわけなんです。

―魚―
青銅器銘文檢索p.1562、
2898 白旅魚父旅(簠) 白旅魚父作旅(簠)用
 「殷周金文集成釋文」第三巻 p.5434525 伯(エン+魚)魚父簠
 ‐伯(エン+魚)魚父作旅(簠)用倗旨(食+人)
 字數・・十一
 時代・・春秋早期
 現藏・・故宮博物院
下図、
金文總集(四)p.1750、2898 白旅魚父旅(簠  11字
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.294、昨日のつづき
、、、文字を書くということは自分の目でもってリンゴを見るということと同じように、やはりこれも人間が対象とかかわりあっている一つの場所にちがいないんでありますが、そういうかかわりあいをもったということだけがすなわち美しいということじゃないのであります。むしろそうではなしに文字を書きながら文字を書くことの中に自分の本来的な生命を意識することができたら、彼は文字を書くことの美しさを発見したというようなことになるわけなんです。このことはも少し説明を要しますけれどもしばらく後まわしにしておきます。・・・美しさを発見・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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