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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

文字を書くということが直ちにそのまま美しさをつくることになっているでしょうか。

―魚―
青銅器銘文檢索p.1562、・魚・2840 番生簋(キ) 金簟弻、魚葡
金文總集(四)p.1688、2840 番生簋(キ)(蓋)  139字
下図、
「殷周金文集成釋文」・第三巻 p.461拓図版4326「番生簋(キ)蓋」
 字數・・一三九(又重文一)
 時代・・西周晩期
 現藏・・美國堪薩斯市納爾遜美術陳列館
    (アメリカ・カンザス市ネルソン美術陳列館)
下図銘文の終わりから二行目、四文字目の「魚」字形、
  
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.294、昨日のつづき
、、、たとえば文字を書くというような場合を考えましても同じようなことがいえるのでありますが、ここでは一つ困ったことが起きてくる。あるいはまた少々明晰に考えておかなければ不必要な困難を起こすような現象があるのであります。それで文字を書く場合でもそうだということを今から申上げようと思います。まず文字を書くということが直ちにそのまま美しさをつくることになっているでしょうか。そうはけっしてなっていませんね。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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