忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、しかし、学問や藝術はそんなわけにいかぬ。十年、二十年はおろか、一生かけても、なかなかむつかしい、、、

―魚― 
下図、(7)(8)
魚紋
p.30、圖版6 ・三國時期花紋磚圖案 
‐中國圖案大系‐第五巻-魏晋南北朝-張道一主編‐美工圖書社‐
・・・
できないことではあるけれども切ればその断面は丸い―秋艸道人・・・

p.338.339、 ‐ このころの講義ぶり ‐
、、、しかし、学問や藝術はそんなわけにいかぬ。十年、二十年はおろか、一生かけても、なかなかむつかしい。学問は戦争よりむつかしい。勇猛心を起さなければならぬ」と憤りをこめて語った。この頃、大学生時代の同窓の友人に、星の神話、文学の研究者として有名な野尻抱影が大学で講座をもっていた。道人は学生たちに折にふれて抱影の星の話を聴講することをすすめたし、ときには教室まで同道してこういう講義を聴く君たちは仕合せだと言ったりした。抱影は星以外に江戸文学にも詳しく、瀟洒な文人気質の人であった。 、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

拍手[9回]

PR