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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、それは推敲の苦心とともに、長い沈思なくしては生まれない、、、

下図、立体象書研究会事務局‐作品展示棚‐
・・・本日、可比丹(カピタン)65歳、、、・・・
、、、うつろいゆく人間の心に永遠性を宿らせるいとなみ、、、

p.51、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、うつろいゆく人間の心に永遠性を宿らせるいとなみは、仏像彫刻でも、修行者でもかわらない。道人もまた、一仏一躰を刻む想いで、歌を詠んだのである。それは推敲の苦心とともに、長い沈思なくしては生まれない。それゆえ、けっして行きずりの旅行者の嘱目の作品ではなく、まして、米が値上がりして妻が嘆いたとかいう自然主義の人生的日常詠からは、けっして生まれることはない。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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