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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、世俗的で無感動な約束ごととなり、「魔術」を失つてしまつて、、、

p.317‐老子‐中国古典名言事典‐諸橋轍次‐昭和47年発行‐講談社、
無名(むめい)は天地の始めなり。
無名天地之始。(一章)
老子は無を天地に先だつものとし、その無が天地、すなわち有を生ずると考えている。万物生成の根本である名のないもの、すなわち「無名」は道を指し、その「無名」が天地の始めであり、万物の母である。これは老子の根本思想をあらわすことばである。、、、とある、

「魔」マ・「美」ミ・「無」ム、、、
ただいま「無名」の「無」を制作中、「入筆の始まり、、、」上面より写す、

月報 第3號・書道全集一・ 中國1殷、周、秦(昭和29年・平凡社)
殷の圖象文字 岡本太郎
昨日のつづき、、、いわゆる文化が進むにつれて、文字の形式は内容とまつたく離れて、世俗的で無感動な約束ごととなり、「魔術」を失つてしまつて。しかも活字のようなものが出來てくると、それまでは一回かぎりであり、それ故に生きていた個性と力を失うのである。もつともすぐれた高度な内容を傳える同じ活字が、そのまま、卑俗きわまる言葉を無差別に傳逹する。一方イメージは單に美學的な繪畫に分化して、ようやく根源的な感動を喪失してくるのである。これが昨日までの文化史であり、美術史だつた。、、、とある(岡本太郎氏)「圖 象文字」について、

、、、無限、無意味、無条件、無感動、無差別、、、つづく


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