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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、人間が本来の彼自身、、、そういう厳粛な世界、これが美や芸術の世界、、、

下図、
―魚―(拓図版)
殷周金文集成釋文 第五巻 p.37-7545-魚爵-、 
  魚□ 
 字數・・二
 時代・・西周早期
 現藏・・遼寧省博物館
  

明治、、、
「明治ニュース事典」Ⅲ・毎日コミュニケーションズ」・p.429、
 ◎製紙
水で書ける「水書手習草紙」〔明治16年10月27日 東京日日〕 水書手習草紙(みずがきてならいぞうし)今度池田鉄三郎と云う人の発明にて、加州金沢裏金屋町三十五番地の草紙製造本拠より水書手習草紙と云うを売り出せり。この草紙は灰色の紙にて、ただの水にて書く時は墨のごとき色を現わし、乾けばもとの紙となる。その価も十枚に付き三銭との事なれば、小学校の生徒などには衣服(きもの)の汚(よご)る世話もなく、至極便利なる物なるべし。
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.302.303、昨日のつづき
、、、初めにも申したように、書というものを私は立派な芸術であると思っております。それはかわりません。そうでありますから、今から申し上げたい現代の教育の世界において芸術教育がどんな意味を持つかという、こういうふうなことを申し上げる場合にも、いきおい書というものも書教育というものもその中に含まれているんだと、そういうふうにお聴きとりねがいたいのであります。先ほど申しましたように、美と芸術の世界というものはどういう世界かといえば、もうくり返すまでもなく、それはたんなる遊びやら慰安やら夢の世界ではないはずであります。むしろそこにこそ人間が本来の彼自身であることのできるような世界という、そういう厳粛な世界、これが美や芸術の世界なんです。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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