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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、今の教育法が奥行のない而も連繫のない、個々別々なる職業的學術のみ、、、

第7回立体象書研究会講習会・2014.8/24.25
下図、
立体象書への一歩、顔真卿・祭姪文稿「心」字の筆意を鉄線で表現、

 、、、昭和十三年發行 天来翁書話、、、.281
中風症と藝術的書道
學者も讀め政法家も讀め愛國の士は必ず讀め

昨日のつづき、、、久しく歐米模倣に惰力を生じて意後筆前的に妄動する沈着のない習氣病を沈靜する爲に、古法帖の一頁でも習つて見たら好からうではないか、此の不龜手の藥をして、長へに洗濯老爺の專有たらしめて、之を大用することの知らないのは
、今の教育法が奥行のない而も連繫のない、個々別々なる職業的學術のみを奬勵して、維新前後に渉りて幾多の志士仁人を陶冶した文學卽(そく)倫理的、藝術卽(そく)道徳的に總ての學術を一家眷族の樣に統一する美點を有する、我が國發逹史上の一大要素たる、漢學をすら殆ど無用の長物の如く、厄介扱をする世の中であるから、其の漢學の一部分たる書道の中の不龜手の藥が利かう利くまいと、其んな事には一向頓着しない樣に、總ての事を淺く見させる現代式の敎育制度を更に淺瀬に漕寄せる扇動的且つ場當り的の言論行動に對して、蘇君の時に儀何ぞ敢て言はんと、遠慮會釋をして引込で居る必要は無いのである、、という(大正十年の比田井天来)、つづく

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