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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、偉大なる人物とは、多くのライバルとたたかって勝利を得たものである、、、

下図、【御厨人窟(みくろど)・神明窟(しんめいくつ)】
・・・高知県室戸市室戸岬町、弘法大師伝説、.....洞窟から見えるのは空と海。ここで「空海」という法名を得、ここでの修行中、明星が口に飛び込み悟りが開けたという・・・

、、、人間は、だれでも敵もあれば、味方もある。しかし、彼にはたいした敵も味方ももない。ということは、個性がないから世間に認められなかったのではなかろうか
、、、

p.434、・ 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 書話二則、會津記念室のこと ‐
、、、
何か人間的に欠陥をもった人だと思う。会うのは嫌だ」とことわった。そのことを左青に伝えると、「あいつ、おれにおそれをなしたかナァ」と笑った。唐九郎はその後も左青につき合ったが、道人の言うとおりであったという。「人間は、だれでも敵もあれば、味方もある。しかし、彼にはたいした敵も味方もない。ということは、個性がないから世間に認められなかったのではなかろうか。偉大なる人物とは、多くのライバルとたたかって勝利を得たものである」と唐九郎は述懐している。、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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