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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、初めから大いに上手になつて大家に爲りたいと云ふやうな不純分子があるやうでは、眞の書道を體得することは到底有り得べからざることである、、、

―「魚」字― 
・「金文編」 容 庚編著 張振林 馬國權摹補 中華書局影印
  1985年7月第1版 2002年11月北京第7次印刷

・p.754.755.756  巻一一、1878「魚」字、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(下)‐
.311.312、
 、、、 書の趣味も之を學びつゝある間に、碑版法帖或は古人の眞蹟を賞鑑し、又は之を臨摹して其性情を玩味し、自ら快感を覺ゆるに在つて、其鑑識力と學力とが横溢して、自然に自己の性靈を發露した作品が出來るのである。初めから大いに上手になつて大家に爲りたいと云ふやうな不純分子があるやうでは、眞の書道を體得することは到底有り得べからざることである、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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