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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、君が無事帰ってくる日をまち、また一しょに古い書物を読みたい、、、

第67回 毎日書道展 国立新美術館‐7/8~8/2‐
下図、可比丹作品 ‐金色‐「魄」たましい‐ 2階‐41に展示中
・・・筆意を解明すると立体象書(3次元)にいたる。―これは私が30年かけて考え出したもの―だが、「書の美」もわからない田舎者の馬鹿が、立体象書をパクって芸術家をきどっている。古い書物(古典)を勉強もせず田舎の馬鹿者は気楽なものだ、・・・

p.349、 ‐ 大戦と望遠 ‐
、、、いくとせ の おほみいくさ を かへり きて また よみ つがむ いにしへ の ふみ  「新に召に應ずる人に」と題しての一首である。これから何年つづく戦争であるか分からぬが、君が無事帰ってくる日をまち、また一しょに古い書物を読みたい。学窓に学んでも、卒業するとただちに応召入隊する者、すでに戦場にいる者、道人の身辺もにわかにあわただしく、そして寂寥をきわめてゆく。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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