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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、君らは見る目がちがっていなければ、学問する者とはいえぬ、、、

下図、毎月第1、3(土)の研究会‐6/20‐資料‐「鄭羲下碑」原拓‐四種
p.729‐「鄭羲碑ていぎひ」 北魏の永平四年(511)の刻。鄭文公、、、包世臣が「篆の気勢あり、分隷の雅韻あり、かつ草書の情性あり」と激賞、、、中国書道辞典‐中西慶爾‐木耳社、
・・・印刷では味わえないほんとうのものがある・・・

p.337、 ‐ このころの講義ぶり ‐
、、、 しかも、学問の面白さの勘どころを語った。そして両手を同時に用いて絵を描いたりしておどろかした。「道ばたにころがっている一片の瓦の破片にも、千年の歴史を解く鍵があるのだ。道ばたの石でも、君らは見る目がちがっていなければ、学問する者とはいえぬ」。テキストは一年間に十五頁位しかすすまなかったけれども、学生たちは、「われわれは會津先生から、英語を学んだのではなく、ほんとうの日本語を教わった」と言った。道人の短歌や書を見ていると、努力精進すればあそこまでゆけるという希望を感じさせた。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 



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