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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、書の形質と性情のことは古今人共に餘り深く論じて居らない、、、

―魚― 
p.124-圖版116-戰國初期青銅器圖案- (8圖)
(1)ー(10)均爲攻戰紋、宴饗紋殘匜内的線刻圖案・原器通高6厘米・爲1983年山西潞城縣潞河大隊出土。
  ‐中國圖案大系‐第三巻-春秋戦國-張道一 主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版116 戰國初期青銅器圖案(攻戰・宴饗等十種)・・・124-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (四)書の形質及び性情 上 p.226.227、つづき
、、、故に其人の書く書が六朝風であろうが唐樣であろうが、公平の見識があつて技倆があれば如何なる書風を書いても惡俗の書を作る筈はない、書を學ぶ者は公平なる鍳識眼を養ふことが最も必要である。書の形質と性情のことは古今人共に餘り深く論じて居らない、只唐の孫過庭の書譜中に左の一節がある、書譜一篇中の名言であると吾輩は斷定する。―草不兼眞殆於專謹。眞不通草殊非翰札。眞以點畫爲形質。使轉爲性情。草以點畫爲性情。使轉爲形質。―、、、つづく(己未年・1919年)、
・・・藝術「書」を綴る天来先生・・・ ことし2015年、干支は(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年、

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