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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、書藝の妙は、筆力沈著にして飛動の意あり、氣象雄大にして變化極まりなく、而も一家の體貌ありて、古法に違はざるを尊ぶ、、、

―魚― 
p.152.153‐130「人物龍紋漆画銅盤紋飾(局部)」・口徑50厘米・廣西漢墓出土
 ‐漢代漆器圖案集‐李正光 編繪‐文物出版社‐
 ‐圖版目録、130‐
人物龍紋漆画銅盤紋飾(局部)・・(152)、
 p.153、上段の一部分にある「魚」の図、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
.564、
 書藝の妙は、筆力沈著にして飛動の意あり、氣象雄大にして變化極まりなく、而も一家の體貌ありて、古法に違はざるを尊ぶ。沈著雄大にして動かざること猶山の如きは仁者の之を樂しむ所以にして器に從つて方圓形を異にし、微に入り細に入り變化極まりなきこと猶水の如きは智者の之を樂む所以なり。山瀬既に仁者の如く、水既に智者の如し。各々其類を以て之を樂しむなり。古法を墨守して自ら奮ふこと能はざる者は是れ勇なきなり。能く之に反し自己の境地を開拓して、法に悖らざる者は勇者の徒なり。己の伎倆を恃んで古人を蔑如する者は是れ義なきなり。能く之に反し古法を遵守して妄りに改めざる者は義人の倫なり、古に依り新を出すは智なり。法に從ひ點畫處を得るは禮なり。能く實務に資して用を辨ずるは信なり、、、 (昭和六年)つづく、
・・・藝術「書」を、古法を綴る天来先生・・・

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