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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、此の書道趣味に浸つて居る間は、今の禪學者が坐禪で修業する位の何物かは獲得することが出來るのであろう、、、

―「魚」字― 
・左‐「古璽彙編」 故宮博物院 編  羅 福頤 主編
  文物出版社發行 1981年12月第一版 1998年5月第三次印刷

・右‐姓名私璽九九‐ p.278‐「魚□」‐2727 揭‐

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(下)‐
.314、
 、、、 書道作振會が起る。美術協會にも書の展覽會がある。又戊辰書道會が始まる。全國到る處で開催される書道展覽會の數は、恐らく何千と云ふ數に上るであろう。只吾輩の望む所は、我々のやうな時代後れの落伍者のみが書を學ばないで、將來に向つて一大雄飛を試みんとする俊傑有爲の士が此書道趣味を了解したならば、現今の參考書の黄金時代に生れた者は一擧して古の大家を凌駕することも決して難しくはあるまいと吾輩は確信するのみならず、此の書道趣味に浸つて居る間は、今の禪學者が坐禪で修業する位の何物かは獲得することが出來るのであろう、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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