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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、現代の知識階級の士に向つて書道趣味の鼓吹をなすこと、、、

―「魚」字― 
・左‐「古璽文編」 故宮博物院 編  羅 福頤 主編
  文物出版社發行 1981年10月第一版 1998年5月第三次印刷

・右‐ 一一・五 p.278‐「魚‐1字」‐2727、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(下)‐
.313.314、
 、、、 其れには第一に小中學校の手本を改善して、將來に於ける社會の當局者に書道趣味の諒解あらしむること、現代の知識階級の士に向つて書道趣味の鼓吹をなすこと、此の事を一日も早く實行せなければ、、、文部省あたりでは漢字の字數を大に縮少せんとして居るし、漢籍を讀む者は日に月に少なくなると云ふ時代に當つて、獨り書道のみが日に月に盛になつて行くと云ふことは兎に角不可思議の現象と云はなくてはならぬ。技や道に進むと云ふことがあるから、無暗夜(ムヤミ)に斯道を盛んにすれば、今後漢字が盛んになる前提となるかも知れぬ。、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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