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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、漢時代の書道藝術が、この方面に新境地を開きかけたのは、佛敎又は老莊學の影響のやうに思はれる、、、

第3回立体象書研究会展を顧みる、、、自身の手で摑み出す臨書、、、
、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、、、と天来は云ふ、」
下図、立体象書研究会展 搬出前の会場と、顔真卿「争座位稿」の原拓を、

、、、昭和十三年發行 天來翁書話、、、.348
實用書及び藝術書の學習法漫談
(二)筆勢と筆意

 、、當時にありては明治時代の御家流と同じやうな行道であつたに相違ない。そこで顔真卿といふ大家が出て來て、その作品に渾樸雄大の趣を寓することを強調し、久しく圓熟一路に墮在してゐる王家流の俗書家を一蹴し去り、熟後更に生硬に向ふ循環的活路を打開して、創めて藝術書道の基礎が確立されたのである。尤もこの特長は漢人が既に先鞭をつけてゐる。晋唐以後の書道家としては、顔真卿を第一に推さなければならない。漢時代の書道藝術が、この方面に新境地を開きかけたのは、佛敎又は老莊學の影響のやうに思はれる、、、
(昭和七年)とある、つづく
2014年、一般の書風に平板の嫌いはないのか、書を見て善いとか惡いとか平気で審査と云 ふ事をする者がゐる、
賞鑑を主とする藝術書は、新しい方向に向つて、その作品に渾樸雄大の趣を寓することを強調し、、、とは(昭和七年)の事なのだが、、、

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