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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、現代の人間性、日本的情感、思考性をも表現、、、

―「魄」たましひ― 、
‐たましいの自立‐立体象書作品‐湯山春峰堂にて、
‐作品「魄」‐これから台に固定され搬入へ‐7月「国立新美術館」で展示、
・・・切らずとも断面の丸い書線で空間造形‐三次元で自立‐「立体象書」・・・

p.324.325、 ‐ ひらがな書きの改革 ‐
、、、周秦の篆書、金石文で味得した文字の原構造からくずした新しいかなの字体書風は、男性的で明るい趣きをたたえたもの、現代の人間性、日本的情感、思考性をも表現しようとつとめている。そこには字と字の非連続の連続、歌の感情の滲透と句切れの布置、漢字との調和などが渾然としている。長い忍耐と精進ののちに、自信と力にみちて、日本の現代のかな書きの革新を成し遂げるのである。
、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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